SONYがつくる、新しいアロマのカタチ。
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アロマに興味があるけど、大げさなものは買いたくない
「アロマディフューザ」ときくと、無印良品をイメージする人も多いはず。
実際、無印良品の店頭ではアロマディフューザが数種類販売されているし、Amazonを覗いてみると多くのメーカーが似たような製品を多数販売している。
ボク自身アロマには以前から興味があったのだが、どの製品にどのようなメリットがあるのかわかりにくく、購入には至らなかった。
最もメジャーであろう無印良品も検討したが、どうも女性向けな感じがしてなかなか手を出せずにいた。
そんなボクが今回購入したのは、「AROMASTIC」というポータブルタイプのアロマディフューザ。なんと、あのSONYが製造・販売している製品だ。
今まで購入を渋っていたアロマディフューザだったが、この製品は非常に画期的だったのでつい食指が動いてしまった。
今までのどの製品とも異なるコンセプトが非常に面白いので、簡単に紹介したい。
今回購入したもの
- AROMASTIC 本体 ブラック(OE-AS01(B))
- AROMASTIC CARTRIDGE for Business (OE-SC203)
今回購入したのは「AROMASTIC」本体(ブラック)と専用のカートリッジ。AROMASTICの利用には専用のカートリッジが必要となる。1つのカートリッジに5つの香りが用意されており、公式から販売されている数種類のカートリッジの中から選ぶことができる。
また、カスタムカートリッジもあるため、自分のお気に入りのオイルを使用することもできる。
パッケージ・付属品について
AROMASTIC 本体
パッケージはこんな感じ。
付属品はイマドキの製品らしく簡単なマニュアルと保証書のみと非常にシンプル。
説明書を取り出すと本体が顔を出す。とてもアロマディフューザにはみえないスタイリッシュなデザインが特徴的。
AROMASTIC カートリッジ
今回は「for Business」という、ワーカー向けの香りを選択してみた。
開封すると、内蓋にそれぞれの香りについての説明が記載されている。
カートリッジ本体は香りが逃げないよう密封されていた。
本体デザイン
デザインは男女問わずマッチするシンプルなもの。既存のどのアロマディフューザとも異なるデザイン言語で作られていることがわかる。
オンオフボタンも存在せず、香りを出すボタンが1つ搭載されているだけ。誰でも簡単に操作することができる。
筒型の本体は非常にコンパクトで、重さも33gと軽量。持ち運び前提のデザインとなっており、バッグやポーチはもちろん、スーツのポケットに入れてもジャマにならない。
本体上部はダイヤルになっている。ここを回すことで、香りの切り替え・本体のロックが可能。片手で全操作が完結するシンプルな作りになっている。
本体側面の縦長の突起が動作ボタンとなっており、ここを押している間、本体上部から香りが出る仕組み。
カートリッジをセットしてみる
カートリッジは本体上部にある凹みにはめて使用する。
カートリッジはこんな感じ。ここまで小型だと容量が不安だが、公式によると「1日10秒10回」の使用で約「2週間〜4週間」使用可能とのこと。
ボクの使い方だと、一度に10秒も付けることはしないので、使用期限の2ヶ月は保ちそうだ。
こんな感じで、向きを合わせてカチッとはめ込めば準備完了。
上から覗くと、香りの種類がイニシャルで確認できるようになっている。
カートリッジに鏡文字を印刷することで、セットしたときに鏡面で反射し文字が正しく見える作り。専用品なだけあって、細部までこだわってつくられている。
「AROMASTIC」のメリット・デメリット
- 史上最もカジュアルなアロマ体験
- 老若男女問わず利用できるシンプルなデザイン
- 場所を問わずどこでも利用可能
- 動作音は微量ながらあり。静かな場所では目立つかも
- 専用カートリッジは良品ながら少々割高感あり
まとめ
ボクが軽く使ってみた感じだと、思考が詰まったときのリセット手段という使い方が最もしっくりきた。仕事中にフッと深呼吸したいときは誰にでもあるはず。そんなときこれをシュッとひと吹きすれば、休憩の質をワンランク上げてくれる。
導入コストの高さ(本体+カートリッジ)が気になるものの、SONY製品らしい画期的なコンセプトとデザインは、細部までこだわってつくられており好印象。
未知の分野であるため競合製品が存在せず評価が難しいが、アロマを楽しむだけでなく、ツールとして活用したい人には特におすすめできる商品だろう。
こんな人におすすめ!
- アロマに興味があるけど、自宅というより職場などで手軽に利用したい
- 本格的なアロマディフューザーはかさばるし準備が面倒
- 単純にいい香りを好きなときに嗅ぎたい