この記事では、「Kindle PaperWhite」で読書体験がどのように変わるのか、それぞれのスタイルに合わせて紹介する。
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「紙」から「電子」へ
近年、無料でマンガが読めるサービスの台頭などもあって、スマホで読書は一般的になった。とはいえ、紙の本と平行してこれらのサービスを利用しているという人もまだまだ多いはず。
移動中はスマホで「サッと」、もしくは自宅では腰をすえて紙の本を「じっくりと」読むなど、シーンに合わせて使い分けている方も多い。。
だが、もし 読書体験を損なわずに電子書籍に移行できるとしたら?
今、この理想を叶える端末があるとしたら、それは「Kindle PaperWhite」だろう。
「Kindle PaperWhite」なら、「サッと」から「じっくり」まで、幅広い読書スタイルに対応することができる。
【スタイル別】「Kindle PaperWhite」のメリット【電子書籍のススメ】
読み手はもちろん、本の性質やタイトルによって、理想的な読書スタイルは異なる。
「Kindle PaperWhite」なら、それぞれのシーンに応じて、最適な読書体験を提供してくれる。
【サッと派】家より外での「ながら読み」。スキマ時間に少しずつ読み進めるタイプ。
- ポケットにスッポリ収まるサイズ。片手で取り出し、どこでも読める
- 気になるタイトルはその場で検索・ダウンロード
- 専用端末だから、バッテリー残量が気にならない
ポケットにスッポリ収まるサイズ。片手で取り出し、どこでも読める
文庫本のサイズが「105×148mm」なのに対し、「Kindle PaperWhite」はそれよりわずかに大きい「116×167mm」と、非常に小型。厚さは「8.18 mm」と非常に薄いので、上着やパンツのポケットにいれておく事ができる。
バッグから取り出す必要もないので、満員電車や人混みでもスムーズに取り出すことができる。
気になるタイトルはその場で検索・ダウンロード
街角の書店の手書きPOPをみると、無性にその本のことが気になってしまうのが人の性というもの。
「Kindle PaperWhite」は無料の4G通信に対応しているので、その場でストアにアクセス→購入、なんてことも可能だ。
専用端末だから、バッテリー残量が気にならない
↑1週間以上毎日のように使用していたが、残量はまだ半分残っていた。いつから充電していないか忘れるほどのバッテリー持ちだ。
スマホで電子書籍を読んでいると、数分で10%消耗するなんてこともザラ。バッテリー消費が心配で、使用を控えてしまうことも多い。
「Kindle PaperWhite」のような専用端末を持っておけば、通信容量もバッテリー残量も一切気にせず、読書を楽しむことができる。
【じっくり派】好きな本こそ、腰を据えて。ゆっくりしながら読むタイプ。
- 電子ペーパー」で、目疲れなし
- 気になる単語はすぐ検索。オフラインでも可能
- 紙より軽く、本棚より多く
- 入浴中でも、好きな本とリラックス
「電子ペーパー」で、目疲れなし
我々現代人は、日々スマホから発せられる「ブルーライト」により、目に大きな負担をかけている。
そんな「スマホ世代」にとって、「Kindle PaperWhite」はまさに「目のオアシス」。
「E Inkディスプレイ」は、バックライトを必要としないため、紙同様、自然光で読むことが出来る。目に優しいだけでなく、「300ppi」の高解像度ディスプレイは、印刷物と見間違うほどシャープで美しい。
気になる単語はすぐ検索。オフラインでも可能
紙のような見た目にだまされるなかれ。これでも中身はちゃんとしたガジェットだ。
搭載されている辞書機能は、わからない単語をワンタップするだけで検索可能なので、読書を中断せずに調べることができる。
紙より軽く、本棚より多く
300ページの文庫本の重さが約200グラム程度なのに対し、「Kindle PaperWhite」はわずか182グラム。文庫本より軽い本体に、本棚並みの蔵書が可能なのだから、便利でないはずがない。
本の整理も自動なので、「何をどこまで読んだかわからなくなる」ということもない。
手持ちに本が多ければ多いほど、電子化したときの恩恵は大きいはずだ。
入浴中でも、好きな本とリラックス
IPX8等級の防水機能を搭載しており、水場でも安心して利用できる。
「入浴しながら読書」も最高だが、水洗い出来るのも衛生的に嬉しいポイント。
【残念ポイント】ここが惜しい!「Kindle PaperWhite」のデメリット
一見、無敵に思える「Kindle PaperWhite」だが、完璧ではない。
ゴリアテがダビデに敗北したように、どんな強者にも弱点は存在するものだ。
- 金銭的なハードルが高い
- 画面サイズによる相性問題
【弱点その1】:金銭的なハードルが高い
最初は本体代+書籍代が掛かるのはもちろん、本を中古で買うことが出来ないので、毎回フルプライスで購入する必要がある。
新品価格は紙より安いし、セールも頻繁に行われているが、割高感は否めない。
「自炊」するという手もあるが、なかなかハードルが高いのが現状だ。
【弱点その2】:画面サイズによる相性問題
「Kindle PaperWhite」は、本体の小ささも魅力のひとつ。しかし、雑誌などの大型の書籍の場合、文字が小さすぎて読みにくいというデメリットもある。
また、マンガの見開き表示もできない(見開きのページかどうかは判定してくれる)ため、見開きを多用するマンガとの相性も悪い。
ボク個人としては、スマホ慣れしているのでそこまで気にならないが、これは人それぞれ。
【まとめ】紙から電子への架け橋。「Kindle PaperWhite」は、【電子書籍の入門書】だ。
「Kindle PaperWhite」は、電子書籍に触れてみたい人のための「入門書」のような存在。「サッと」派も「じっくり」派も、ひとたび触れれば、読書をより身近なものに感じることができるはずだ。