ブログの下書きや会社でのメモなど、日常的にメモをする機会はとても多い。
ただ、メモ帳にそこまでこだわりがない人も多い。「書ければなんでもいいや」と言わんばかりに、コピー用紙の切れ端をメモ帳代わりにしては、どこに何を書いたか忘れてあたふたする人をいまだに見かける。
今回紹介するメモ帳は、そんな「メモ帳にこだわりがない人」にこそオススメ。
無印らしいシンプルな外観ながら、使い勝手がよく考えられており、他のメモ帳にはないメリットがある。
muji「上質紙 フラットに開くノート」について。ボクの使い方やオススメポイント。
オススメポイント
- 「糸かがり綴じ」で実質B5サイズ
- 開いた状態で固定される
- 安価で入手性が高い
- シンプルなデザインで万人向け
- B6サイズで持ち運びに便利
- サラサラで裏写りしにくい良質な紙
仕事上のメモやブログの記事作成など、仕事をする上でメモ帳を利用する機会は多い。
仕事だとコピー用紙の端にメモすることもあるが、大事なことは1冊のメモ帳で一元管理するようにしている。当然、その方が見返すときにはかどるからだ。
以前どこかで「メモ帳が大きいほどアイデアが生まれやすい」という話を聞いた。
それ以来、自宅ではA4サイズの「Project Paper」を使用している。しかし、13インチのMacbook Proとほぼ同じサイズと、メモ帳としてはあまりに厚く大きいため、持ち運びを断念。
出先のメモは、もう少し小さい方が持ち運びには便利だろう。
なるべくコンパクトに、だけど大きく書けるという、一見矛盾している二つの要素を解決したのが、今回紹介する、muji「上質紙 フラットに開くノート」だ。
一見普通のノートだが、このノートは、辞書や手帳などによく使われる「糸かがり綴じ」という製本手法が用いられている。これにより、ページ間の段差が少なく、見開いた状態で固定されるようデザインされている。
写真のように固定できるため、実質B5ノートとして使用可能。本体はB6サイズのため、バッグのフロントポケットやスーツの胸ポケットなど、小さめのポケットにも収納可能。とっさのメモや持ち歩きにも便利なサイズだ。
ボクが特にメリットを感じたのは、記事のレイアウトやブログデザインなど、図やイラストを出先で描くとき。
これまで、メモ帳のサイズの制約から、出先でのデザイン作業は手書きではなくPCで行っていた。しかし、パッとアイデアが閃いた瞬間にPCが開けるとは限らない。
しっかりとしたデザインを作る場合にPCが便利。しかし、アイデアを忘れないうちにメモする手段として、手書きは非常に有効。
文字だけではなく、簡単なイメージ図を書き起こすことで、より具体的に思考することができるようになる。
このノートの場合、図やイラストを描きやすいメリットがある。図を大きく書けるのは勿論、注釈を加えたり、図を加筆する余裕があるのが嬉しい。
書くときはもちろん、書いた内容を確認するときも、ページ全体が俯瞰できるので非常に見やすい。
このノートにしてから、出先で書いた下書きを自宅のデスクでみながら作業するのが容易になり、自宅での清書作業が非常にはかどるようになった。
書き味はしっかりとしていて、薄紙にありがちなペンが滑る感覚はない。
ボク自身、「コピー用紙」や「Project Paper」のような軽い書き味が好みなので、この紙は好みではないが、コレは人によりけりだ(これは僕が左利きというところが大きい。左利きだと紙にペンが引っかかりやすくなる)。
紙質は良いので、よほどこだわりがなければ、不満を持つレベルではない。裏写りも問題なし。この薄さの紙なら許容範囲といえるレベルに収まっている。
良品質ながら、500円という良心的な価格設定はさすが無印ブランドといったところ。ページ数も80枚とそこそこあるので、ボクの使い方だと半年は持つ。
また、無印の商品は、ファミリーマートでも取り扱いがあるので入手が容易なのもうれしい。
まとめ
こんな人にオススメ
- 仕事やプライベートでメモを頻繁に使う
- 図やイラストを大きく書きたい
- 安くて使いやすいメモ帳が欲しい
- 通販や店舗ですぐ買える方がいい
無印の製品は安価で品質が良いので、いつもお世話になっている。唯一心配なのがディスコンだが、人気商品なので当分無くならないはず。
図やイラストが描く人はもちろん、書いた内容をみやすいというメリットは、テキスト中心の人にも大きなメリット。万人にオススメできる小型ノートだ。
気になったら、近くの店舗でチェックしてみてほしい。
