皆さんは「スマブラSP」を買っただろうか?
ボクはというと、発売日に購入してから毎日狂ったようにプレイ中。オンラインに潜っては、世界戦闘力の上下に一喜一憂する日々を過ごしている。
そんなボクのスマブラ生活には欠かせないものがある。それは、スマブラ専用コントローラーの異名を持つ「ゲームキューブコントローラー」だ。
発売から十数年経った今でも不動の人気を誇り、未だに愛用者の多い名コントローラーである、通称「GCコン」。独特の形状がなんとも手にフィットし、一度使い始めると他のコントローラーは使えなくなってしまう魅惑のコントローラーだ。
そんな完全無欠のコントローラーだが、唯一にして最大の欠点がある。
それは、「有線」モデルしか存在しないこと(当時は無線コンも存在したが、スイッチでは利用できない)。
プロコンやJOYコンなど、無線接続が当たり前になった現在、有線モデルしか選択できないことに不満を感じたことのある方もいるだろう。
今回はそんなGCコンの唯一レガシーな仕様を解決するべく、先日、8BitDoから発売された「Gbros. Wireless Adapter for Nintendo Switch」を購入したので紹介したい。
コンテンツ
「Gbros. ワイヤレスアダプター」について
- ケーブルレスで遅延なし
- 本来GCコンに存在しないボタンを追加できる
- テーブルモードでGCコンが使用可能に
- 本体カラーがパープルのみ
- 電池式のため充電ができない
- (米Amazonに比べ)価格が高い
シンプルな包装と付属品
パッケージはこんな感じ。
今回、米尼から個人輸入したため、国内版とはパッケージのデザインは異なるものの、中身は同じと思っていい。
付属品は、
- 説明書
- USBケーブル
- GBros本体
と非常にシンプル。
単三電池で動作(充電は不可)
「Gbros」はバッテリーではなく単三電池で動作のため、充電できないのは少々残念なポイント。
どうしても充電したい場合は、「エネループ」などの充電式電池を使用するなど工夫する必要がある。また、付属品に単三電池は含まれていない。
公式のスペックをみると、連続動作時間は約30時間程度と意外と長持ち。頻繁に電池交換する必要はないものの、電池切れ前の通知が無いのがいただけない。突然電池が切れるので、長時間プレイの前には、交換用の電池を準備しておく必要があるだろう。
小型な本体に詰め込まれたボタン郡
本体の外観はこんな感じ。
想像していたよりも一回り小さく、小型な本体にカラフルなボタンが散りばめられており、キュートな見た目をしている。
搭載されているボタンは、
- スクリーンショットボタン
- ホームボタン
- トグルボタン
- 接続ボタン
の4つ。
「GBros」は、コントローラーの無線化だけではなく、本来GCコンに存在しないボタンを補完できるのも魅力の一つ。
たとえば、GCコンにはホームボタンやスクリーンショットボタンが存在しないため、これらの操作を行うためには別のコントローラーを接続する必要があったが、GBrosに搭載されているボタンによって、GCコンのボタン不足を解消する事ができる。
また、トグルボタンによってWindows7以降のPCに接続できるモードに切り替えることもできるので、GCコンをPCで利用するユーザーにもオススメだ。
本体色は「パープル」のみ。スマブラモデルに合わせたモデルが欲しい
カラーバリエーションは存在せず、パープルのみとなる。
パープルといえばGCの最もスタンダードなカラー。どこか懐かしい雰囲気を感じるカラーは個人的には好印象だ。
とはいえ、発売の時期的にスマブラSPでの利用を想定しているユーザーも多いはず。GCコンのスマブラモデルに合わせてブラックのモデル展開が無いというのは少々残念なポイント。
Switch本体との接続は非常に簡単
スイッチとの接続も簡単。
- スイッチのホーム画面からコントローラーの設定を開く
- Gbros本体の接続ボタンを2秒押し続ける
- Gbros本体のLEDが点滅したら、Aボタンを押す
このように、純正のプロコンと遜色ないステップで接続することができる。
もちろん、初回以降は接続ボタンを謳歌するだけで自動で接続される。
使用感について
スマブラSPの大乱闘(オフライン)で使用したが、有線接続との違いや、体感できるレベルの遅延を感じることはなかった。
正確に計測したわけではないが、実用上問題ないレベル(プロコンやJOYコンと同程度)と言えるだろう。それよりも、コントローラーの配線を意識することなく、自由な姿勢でプレイすることができるのは嬉しいポイント。ケーブルを意識することなく、好きなポジションでプレイする事ができるのは、想像以上に快適だ。
また、GBrosは純正の接続タップ同様、スマブラSP以外のソフトでも利用可能なので、他のソフトでもGCコントローラーが使いたいユーザーにもオススメできる。
まとめ
「Gbros. Wireless Adapter」は、純正GCコンの完成された操作感と、無線接続による自由度の高さを両立できる、ボクの求めていた理想のアイテムだ。
また、ケーブルの長さ不足によってGCコンの使用を諦めていたユーザーにもオススメ。
無線接続にありがちな遅延や接続の問題を気にすることなく、今まで以上にスマブラに熱中できるはずだ。
国内でも12月末の発売が予定されており、Amazon等の通販サイトでは既に予約受付が開始しているので、興味のある方は是非購入してみて欲しい。
今現在Amazon.jpでは転売価格が横行しているため、購入を控えたほうが良さそうだ。
少々ハードルが上がるが、Amazon.comでは在庫があるようなので、個人輸入がオススメ。商品自体は日本と変わらないが価格は19ドルと日本の半額以下で購入可能。↓