こういう、痒い所に手が届くようなガジェットに弱い・・・
ボクのように、出先でSwitchを最大限楽しむユーザーにオススメできるプロダクトを発見、出資したので紹介したい。
▷クラウドファンディングサイトはこちら(Rakunew)
▷クラウドファンディングサイトはこちら(Kickstarter)
本体に刺すだけで音声を無線化できる「GENKI: Bluetooth Audio」
「GENKI」は、SwitchのUSB Cポートに接続できるBluetoothオーディオアダプタ。Switchの音声出力を無線化し、手持ちのBluetoothイヤホンで楽しめるようになるというシロモノ。
現在、「KickStarter」上での出資は無事終了し、10月の出荷を予定している。国内のクラウドファンディングサイトである「Rakunew」でも出資を募集しており、こちらはまだ出資可能。こちらは12月以降の出荷を予定している。価格は¥9,390(税込)。
本体はこんなに小型。キックスタンドで本体を立てながらプレイする事は出来なくなりそうだが、手持ちプレイ中に存在が気になる事はなさそう。
無線接続となれば遅延が気になるところ。説明によると、40ms(0.04秒)の低遅延で出力が可能であるとしている。この程度の遅延であれば、スプラトゥーン2などのアクションゲームも問題ない。
ただ、1つ注意が必要なのは、0.04msでの出力が可能なのは、対応コーデックが「aptX-LL」対応のイヤホンのみであるという点。対応コーデックが「SBC」の場合、200ms(0.2秒)の遅延が発生する。手持ちのBluetoothイヤホンの対応コーデックをよく確認するようにしよう。ちなみに、100msまでの遅延であれば、人間の耳では遅れを判断出来ないとのこと。
マルチペアリングにも対応。「GENKI」1つで2台までのイヤホンを接続できる。1人で黙々とプレイする事が多いため利用する予定はないが、刺さる人には刺さる機能だろう。
本体にバッテリーは搭載しておらず、Switchから電源供給される。当然と言えば当然だが、地味に嬉しいポイント。
スペックは下記の通り。
- サイズ:20.3×38×8.6(mm)
- Bluetoothバージョン:Bluetooth 5.0
- 消費電力:25mw
- 対応コーデック:aptX-LL, aptX, AAC, SBC
- 動作範囲:18m
- 最大データ転送速度:480Mb/s
特筆すべきは対応コーデックの幅広さ。複数コーデックに対応したイヤホンの場合、使用コーデックがどの様に選択されるのか気になるところ。
できれば「aptX-LL」対応のイヤホンを用意したいが、完全無線のイヤホンでaptX-LLに対応しているものは、ボクが知る限り存在しない。ボクが使用している「Beoplay E8」はAACでの接続に対応しているので、遅延を気にする事なくプレイできるはず。
aptX-LL対応イヤホンは現状選択肢が少ない。対応のものだと下記製品がオススメ。↓
まとめ
「OCTOPATH TRAVELER」をプレイ中のボクとしては、出先であの素晴らしいBGMを聴きながらプレイできるというだけで感動モノ。Switchの本体アップデートにより、本体のみでの無線接続に対応する可能性もゼロではないが、現状その様なアナウンスはない。
無線接続したい場合の選択肢としては、現状「GENKI」などのBluetoothオーディオアダプタを使用する方法が最有力だろう。届き次第レビューする予定。