ブログを初めてから、出先でPCを利用する機会が増えてきた。以来、より身軽に作業出来る環境作りに取り組んでいる。
出先での執筆作業にはiPhone8とBluetoothキーボードである「IC-BK11」の組み合わせで行っている。
しかし、ワードプレス内のコード修正や画像加工などの執筆以外の作業を行う場合、どうしてもラップトップが必要になる。
これまで、Macbookを持ち歩くときはバックパックかショルダーバックに収納し携行していた。しかし、気分転換のために近場のカフェで作業する場合、Macbook以外は財布とスマホさえあればいいことも多く、バッグを持つと少々大げさに感じるシーンも多い。
MBPを手ぶらで持ち歩けて、なるべく小さく、デザインもシンプルなケースを探していたところ見つけたのが、国立商店の「職人が作るレザースリーブ」だ。
「国立商店」のレザーアイテムはこの界隈では非常に有名。
ボク自身もiPad Pro用のレザースリーブを数年愛用しており、Apple製品を愛用する人全員にオススメできる製品なので、今回はその魅力について紹介したい。
国立商店「職人が作るレザースリーブ for Macbook Pro 13インチ」について
- 高級レザーならではの質感
- コバ・ヘリの丁寧な仕上げ
- 継ぎ目のない一枚板なデザイン
- 専用設計によるフィット感
- 目立つステッチの色
- 軽視出来ないレベルの重量増
- PCの一部が露出する切り込み
洗練されたデザインと高級感
スリーブのサイズに合わせて作られた化粧箱は高級感があり、開封前からワクワクしてしまう。
化粧箱から本体を取り出す。すでに高級感がすごい・・・!
開封直後の本体には、ブルームと呼ばれる白い粉がたくさん付着している。
これは、革内の油分とロウが混ざって出来るもので、革に油分を染み込ませたブライドルレザーならではの表情といえる。
とはいえ、このまま使用していると、他のモノに付着してしまう。名残惜しいが、使用前にブルームを落とすことに。メンテナンス用の豚毛ブラシで丁寧にブラッシングして落としていく。
選んだ本体カラーについて
今回、カラーは「ネイビー」を選択。黒に限りなく近いダークな色合いは個人的に好印象だ。
正直、ブラックの色味のほうが好みだったのだが、使用されているレザーがブライドルレザーではなくボックスカーフなのが気になった。
ボックスカーフはシボがキレイで魅力的なレザーではあるものの、ブライドルレザーと比べると水や衝撃に弱く、非常にデリケートな素材。取扱に注意しなければ、その美しい見た目が台無しになってしまう可能性もあるのだ。
そのため、今回はよりラフで扱いやすく、エイジングも楽しめるブライドルレザーを選択することにした。
白ステッチでカジュアルな印象
ステッチの色が白なのは個人的に気になるポイント。
暗めの革に明るいステッチを合わせると、どうしてもカジュアル感が増してしまう。ボク個人としてはフォーマルな見た目のほうがより好みなので、ブラックモデルのように、レザーの色味に近いグレーのステッチが使用されていればなお良かった。
一枚板なデザインでノイズが少ない
他社のレザー製品に比べ、国立商店のロゴは小さく目立たない。
さりげないロゴはデザインを阻害しないため、スリーブの一枚板感向上に一役買っている。
専用設計による完璧なフィット感
Macを収納するとこんな感じ。
日本の革職人によるハンドメイドなだけあって、本体にピッタリとフィットする非常に精巧な作りになっている。
最初はちょっと苦しく感じるかもしれないが、使い続けるうちに革が慣れてスムーズに出し入れできるようになる。
本体のデスクマットとしても利用可能
Macを使用する際にはデスクマットとして利用している。
邪魔にならないだけでなく、クッション性の増加によるタイピング感の向上や、デスク汚れからの保護が期待できる。
前回の記事で紹介した無刻印化と合わせると、非常にミニマル。あまりの美しさに惚れ惚れしてしまう。
まとめ
無機質なガジェットと天然素材は一見ミスマッチなようにも感じるが、その実相性抜群。今回購入したレザースリーブは、保護ケースとしてはもちろんレザーグッズとしても非常に満足できるアイテムだ。
20,000円近い価格は非常に高価だが、スリーブケースは毎日と言っていいほど使う、いわば必須アイテム。
PCを持ち歩く人によって、財布や時計と同じくらい重要なアイテムであることを考えると、そこまで高価な買い物でもないかもしれない。
このレザースリーブはガシガシ使ってこそ輝く製品。
この先何年も使い続けて、自分だけの革に育てていきたい。
参考 職人が作るレザースリーブ for 13インチMacBook Pro国立商店オンラインショップ