【体験談】Re:CLEANの防湿庫が故障→その後の対応が完璧だった話【RCL-21D 21L】

デジタルカメラやレンズを保管する際に欠かせないアイテムである防湿庫。
日本は湿度の変動が激しいため、防湿庫は非常に重要なアイテムである。

僕は数年前から、「Re:CLEAN」の防湿庫である「RCL-21D 21L」を愛用している。

Amazonでも売れ筋の防湿庫で、安価ながら国産メーカー製ということで信頼して購入。

そんな「Re:CLEAN」の防湿庫だが、先日、ふと湿度計をみたところ、庫内の湿度が高いことに気がついた。電源ランプも正常に点灯しているため電源は接続されているはずだが、なぜか庫内の湿度が高い。
症例について、ネットで調べてみたところ、背面にある「防湿ユニット」が故障している可能性が高いとのこと。

購入したばかりなのにガッカリ・・・と思っていたが、さらに調べてみたところ、保証期間が残っていることが判明。
その後の交換保証の対応が素晴らしく、改めて国産メーカーの製品を選ぶメリットを実感した。

今回は、その体験を共有したいと思う。

故障の経緯と問い合わせ

僕が「Re:CLEAN」の防湿庫をAmazonで新品購入したのは、約1年6ヶ月前のことである。

数日前まで常時稼働状態で、庫内の湿度も安定していたが、ある日突然、庫内の湿度が下がらなくなってしまった。
正常動作を示す緑色のランプは点灯している。湿度計は非電源タイプのものを使用しているため、故障は考えにくい。
電源の延長ケーブルの使用は非推奨とのことなので、家のコンセントに直接接続したが、改善せず。
ここまで調べたが、故障の原因はわからなかった。

似た症例がないかネットで調べてみたところ、同様の症状で、自然故障扱いとなり、無料で修理したという記事を見つけた。
なんと、「Re:CLEAN」の製品には、自然故障に対する5年間の保証が付いていることが判明。安価な製品であるため、壊れたらそれまでだと思っていたが、嬉しい誤算だった。

早速、販売元である「INNEUTRAL(インニュートラル)」の問い合わせフォームから申し込みを行った。

https://store.in-neutral.com

Amazonで購入したが、Amazonマーケットプレイスの「INNEUTRAL(インニュートラル)」が販売しているため、問い合わせ先と販売元は同じ。Amazonの注文番号、注文時期などの注文者情報と実際の症状を伝えると、すぐに交換ユニットを発送してくれた。
本体丸ごとの交換ではなく、背面にある防湿ユニットのみを交換する形であるため、こちらから何かを送付する必要もなく、非常に簡単。

メールで上記の情報を伝えた後、即日で交換ユニットが発送され、費用は一切かからず、完全に無料での対応であった。

交換作業の手順

交換ユニットは問い合わせから2日で到着した。国内からの発送ということもあり、比較的早く到着した。

同梱されていたのは、新しい防湿ユニットと、交換時に使用するプラスドライバー。必要な工具も用意されているため、準備不要ですぐに交換作業を開始できる。

交換手順は、発送されたメールに記載されていた作業手順のURLを参照した。
作業自体は非常に簡単で、以下の手順で進めればOK。

  • ネジを6本取り外す(防湿ユニットの背面にあるネジ)
  • 念のため、中のカメラを一度取り出す(取り外したユニットが落ちて傷をつけないため)
  • 古いユニットを取り外し、新しいユニットに交換する
  • ネジを元に戻す

作業時間は数分で完了。

交換後は、ツマミを最大設定にして再度電源に接続し、無事に動作することを確認。

まとめ:対応を振り返って

「Re:CLEAN」の防湿ユニットが故障した際の交換保証体験をまとめた。

購入から1年半ほどで故障したのは残念だったが、その後の交換保証の対応は完璧だった。
問い合わせから交換完了まで、すべてがスムーズに進み、費用もかからずに対応してくれた。

「Re:CLEAN」の製品は、性能も良く価格も安価ながらサポートもしっかりしており、日本企業を選ぶメリットを改めて感じた。デジタルカメラやレンズを大切に保管したいと考えている方にとって、「Re:CLEAN」の防湿庫は信頼できる選択肢の一つであると言える。

今後も末長く愛用していきたい。